痛みの感じ方には個人差がありますが、一般的に医療レーザー脱毛は輪ゴムで弾かれるような痛みと表現されることが多いです。

部位による違い: 特にヒゲ（鼻下、あご）、VIOなどの毛が濃く密集している部位や、皮膚が薄い部位は痛みを感じやすい傾向があります。腕や脚などは比較的痛みが少ないと言われています。
脱毛機の種類: 熱破壊式レーザーは瞬間的な痛みが、蓄熱式レーザーはじんわりとした熱感を感じやすいなど、脱毛機の種類によって痛みの質が異なります。

痛みの軽減策: 多くのクリニックでは、痛みを和らげるために麻酔クリーム（表面麻酔）や笑気麻酔（ガス麻酔）を用意しています（別途料金がかかる場合が多いです）。また、冷却装置が付いている脱毛機も多くあります。

テスト照射: 不安な方は、カウンセリング時にテスト照射を受けて、どの程度の痛みか体験してみることをおすすめします。

効果を実感するまでの回数や期間は、脱毛する部位、毛量、毛質、肌質、目指す仕上がり（減毛か、ツルツルか）によって個人差があります。

効果実感の目安:
自己処理が楽になるレベル: 5～8回程度
かなり薄くなるレベル: 8～10回程度
ツルツルに近い状態を目指すレベル: 10回以上

部位による違い: ヒゲは毛根が深くしぶとい毛が多いため、他の部位よりも回数が多くかかる傾向があります（10回以上、人によっては20回近く必要な場合も）。

期間の目安: 毛周期（毛が生え変わるサイクル）に合わせて、通常1.5～3ヶ月に1回のペースで通うため、期間も回数に比例します。例えば、5回コースで約1年～1年半程度が目安となります。

費用は、脱毛する部位（範囲）や回数、クリニックによって大きく異なります。

部位による違い: ヒゲ脱毛、全身脱毛、VIO脱毛、腕脱毛、脚脱毛など、部位やセットプランによって料金は様々です。一般的に、範囲が広く回数が多くなるほど高額になります。

クリニックによる違い: 各クリニックで料金設定が異なります。同じ部位でも料金に差があるため、比較検討が必要です。

総額に含まれるもの: コース料金以外に、以下の費用がかかる場合があります。契約前に必ず確認しましょう。

初診料・再診料
麻酔代（クリーム、笑気など）
シェービング代（剃り残しがあった場合など）
キャンセル料（期限や条件を確認）
薬代（肌トラブル発生時など）

はい、基本的に必要です。

医療レーザーは毛の黒い色素（メラニン）に反応します。皮膚表面に毛が長く伸びていると、レーザーがその毛に反応してしまい、ヤケドのリスクが高まります。また、毛根までエネルギーが十分に届かず、脱毛効果が薄れてしまう可能性があります。

処理方法: 施術の前日または当日に、電気シェーバーを使って、脱毛する部位の毛を剃ってください。肌への負担が少ない電気シェーバーが推奨されます。

NGな方法: カミソリは肌を傷つける可能性があるため、あまり推奨されません。毛抜きやワックス脱毛は、毛根ごと毛を抜いてしまうため、レーザーが反応する対象がなくなり、脱毛効果が得られなくなるので絶対に避けてください。

剃り残し: 剃り残しがあると、クリニックによってはシェービング代が別途発生することがあります（無料対応のクリニックもあります）。

手の届かない部位: 背中やうなじ、Oラインなど、自分では手の届きにくい部位については、無料でシェービングを行ってくれるクリニックが多いですが、対応はクリニックによって異なるため、事前に確認しましょう。

肌が弱い方（アトピー性皮膚炎、敏感肌、ニキビ肌など）でも、医療脱毛を受けられる可能性は十分にあります。まずは無料カウンセリングで必ず医師に相談してください。

医師の診察: カウンセリングでは、医師が肌の状態を直接診察し、脱毛が可能かどうか、どのような点に注意すべきかを判断します。

施術の調整: 施術可能な場合でも、肌の状態に合わせてレーザーの出力を調整したり、冷却をしっかり行ったり、テスト照射で肌の反応を確認したりしながら、慎重に施術を進めます。

医療機関のメリット: 医療脱毛は医師・看護師がいる医療機関で行われるため、万が一、施術によって赤み、かゆみ、毛嚢炎などの肌トラブルが起きた場合でも、すぐに適切な診察や薬の処方などの医療処置を受けることができるので安心です。

日頃のケア: 脱毛期間中は特に、保湿をしっかり行うなど、肌のバリア機能を高めるセルフケアも重要です。